目次
1. Ledger Nano Sとは?
Ledger Nano Sは、仮想通貨を安全に保管するためのハードウェアウォレットです。高いセキュリティと使いやすさを兼ね備えており、多くの仮想通貨に対応しています。
2. セットアップに必要なもの
Ledger Nano Sをセットアップするために以下のものを準備します:
- Ledger Nano Sデバイス
- USBケーブル(Ledger Nano Sに付属)
- コンピューター(Windows、macOS、Linuxに対応)
- インターネット接続
- Ledger Liveアプリケーション(公式サイトからダウンロード)
3. Ledger Nano Sの初期設定
- デバイスの接続:Ledger Nano SをUSBケーブルを使ってコンピューターに接続します。
- 初期化とPINコードの設定:
- デバイスを接続すると、「Welcome」と表示されます。
- デバイスの右ボタンを押して「Set up as new device」を選択します。
- PINコードの設定を求められますので、4〜8桁のPINコードを設定します。
- リカバリーフレーズの書き留め:
- 24語のリカバリーフレーズが表示されます。このフレーズは非常に重要で、デバイスの紛失や故障時に仮想通貨を復元するために使用します。
- 提供されたリカバリーシートにフレーズを順番に書き留め、安全な場所に保管します。
- デバイスがリカバリーフレーズを確認するためにいくつかの単語を求めてくるので、指示に従って入力します。
4. Ledger Liveのインストールと設定
- Ledger Liveのダウンロード:
- Ledger公式サイト(https://www.ledger.com/start)からLedger Liveアプリケーションをダウンロードし、インストールします。
- Ledger Liveの設定:
- アプリケーションを起動し、「Get Started」をクリックします。
- デバイスの種類(Ledger Nano S)を選択し、「Initialize as new device」を選択します。
- PINコードを入力し、デバイスをPCに接続します。
- デバイスが正しくセットアップされていることを確認するため、いくつかの確認プロセスを完了します。
- アカウントの作成:
- Ledger Liveの「Accounts」タブから新しいアカウントを作成します。
- 保存したい仮想通貨を選択し、「Add Account」をクリックします。
5. 仮想通貨の送受信
- 受信:
- Ledger Liveで「Receive」タブを選択し、受信したい仮想通貨を選びます。
- 「Continue」をクリックし、表示されたアドレスをコピーします。
- 仮想通貨を送金する場所にコピーしたアドレスを貼り付け、送金を行います。
- 受信が完了したら、Ledger Liveで確認します。
- 送信:
- Ledger Liveで「Send」タブを選択し、送金したい仮想通貨を選びます。
- 送金先のアドレスと金額を入力し、「Continue」をクリックします。
- デバイス上で送金内容を確認し、ボタンを押して承認します。
6. セキュリティ対策
- リカバリーフレーズの保管:リカバリーフレーズは絶対にデジタルで保存せず、紙に書いて安全な場所に保管します。
- 二段階認証(2FA):取引所や重要なアカウントには必ず2FAを設定します。
- ファームウェアの更新:Ledger Nano Sのファームウェアを常に最新の状態に保ちます。
7. まとめ
Ledger Nano Sは、仮想通貨を安全に保管するための強力なツールです。初期設定やLedger Liveのインストール、仮想通貨の送受信方法を理解することで、安全かつ効率的に仮想通貨を管理することができます。セキュリティ対策を徹底し、大切な資産を守りましょう。
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